感染症拡大予防のために
2025年4月更新
新型コロナ感染症だけではなく、通常の風邪も含めた感染症拡大予防のために次の対策をしております。
1,受診の可否について
受付にて検温は致しませんが、一般的な風邪も含めて発熱時は付き添いの方の発熱も含めて受診をお控えください。
新型コロナウイルスに限らずインフルエンザや各種ウイルス疾患は高齢の方、持病のある方には命取りになりますので、症状が無くても充分治癒してから受診してください。
これは新型コロナ感染症が収束しても同じですので、今後も継続して同様の対応をさせて頂きます。
2,来院・受付時の消毒
○受付時の検温は省略致しますが発熱時は受診をお控えください。
○待合室ではマスクの着用を推奨します。これは今後無症状の感染者が増えると予測しており、ご自身を守るために推奨致します。したくない方はしないで構いません。
○受付時・会計時にも手指消毒をお願いします。
当院では各種キャッシュレス決済をご利用いただけます。
○待合室ソファーは受付においてあるアルコール除菌ウェットティッシュにて清拭して頂けます。
3,診療室にて
○お口の中や入れ歯を触った後は手洗いまたはアルコール除菌ウエットで手指消毒してください。極力触らない様にお願いします。
○診療室内ではマスクは不要です。マスクはマスクかけを設置しましたのでお使いください。
○コロナ禍以前から、患者さんごとにチェアーの周辺、エプロンのホルダーなどはアルコール消毒しております。
○コロナ禍以降タオルケットなどは撤去させて頂きました。
○また換気の補助のため、院内にサーキュレーターやファンを多数設置しています。
4,院内体制について
○スタッフの検温など健康管理に努めます。
○口腔外バキュームの使用や手技の徹底により、診療室内における歯科治療そのものでの感染拡大は問題ないと考えております。それよりも待合など不用意にあちこち触らず、手指消毒をしっかり行ってください。
5,消毒・滅菌
当院では2004年の開業以来消毒・滅菌など衛生管理を重視しております。
- ハンドピース類は患者さんごとに滅菌
- クラスB滅菌器導入:従来の重力置換型では管の中や多孔質のもの、滅菌バッグに入れたものが充分に滅菌されませんが、クラスBの滅菌器LISA(W&H社)ならしっかりと滅菌できます。
- ハンドピースも2004年開業以来患者さん毎の滅菌体制を取っています。
- 3wayシリンジ(気銃)チップの患者ごと滅菌、またはディスポーザブル製品(リスコントロール)の使用
6,きれいな治療水
当院では水道水を殺菌力のある水に電気分解してから診療台に送るシステム(ポセイドン)を導入しております。これにより機械内での細菌繁殖が起こらず常にきれいな水が供給されます。第三者機関により細菌検査を行い、治療水に細菌が含まれていない検査結果を頂いております。電気分解の泡で少し白く濁って見えます。
7,きれいな空気
お口の中を乾燥させるときに使うシリンジ(気銃)、歯を削るハンドピースを回す為の圧搾空気は機械室にあるコンプレッサーから送られてきます。
一方、お口の中の唾液や血液などを含む空気(エアロゾル)はバキュームという掃除機のようなもので吸って、機械室内に排気されます。
ではこのコンプレッサーとバキュームが同じ空間に設置されているとどうでしょうか? バキュームから排気された汚染空気は、コンプレッサーに取り込まれて診療台のシリンジやハンドピースからあなたのお口の中に吹き付けられることになります。
一般的に問題はないと言われていますが、新型コロナ感染症の拡大が問題になって以降、心配は残ります。当院ではコンプレッサーとバキュームを隔離した別の部屋に設置しておりますので安心です。
また待合室の天井には殺菌・脱臭機能付きの空気清浄機を設置しております。
口腔外バキューム
以前は移動式のタイプのみでしたが、2020年10月に全てのチェアーに室外排気タイプのものを設置しました。
口腔外バキュームのイメージ動画をご参照下さい。