メニュー

お子様の歯の治療について

 幼児の治療は、将来歯医者嫌いになり受診できないような成人にならないように、治療そのものよりも、まずはお子さんとの信頼関係の確立が大切と考えています。

 これは大人で、治療放置されてひどい状態になっている方を診ていて、小さいときの歯科治療での苦い思い出がトラウマのようになっている方が多いのでそう思いました。

 小さいお子さんでも、「歯科治療が恐い」とか「痛い」といった先入観が無い場合は、比較的低年齢でもすんなりと治療が出来ます。

 反面、家族やテレビなどから「歯の治療は痛いもの!」「いやなもの」と教え込まれたお子さんはなかなか出来ません。

「むし歯になったら、歯医者さんで痛い治療されるで!」みたいに歯科治療を脅しに使われてきたお子さんは、なかなか治療出来ません。脅しでお子さんの行動は変えられませんので今すぐやめましょう。

 ご家庭での、過去の言動が大きく左右しますのでご注意ください。そういった場合は無理強いせず、すこしずつ進めていく方針です。「とりあえず早く詰めて欲しい」などの要望にはお応えできませんので、他院を御受診下さい。

 また中途半端に処置を進めるなら、削らない方がマシです。黒く変色はしますが進行止めのお薬で時間を稼ぎながら、出来るようになるのを待ったり、生え替わりを待ったりします。

 

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME