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診療案内

 当院のホームページを見ていただきありがとうございます。
 歯の治療は通い慣れた医院でも緊張するものですが、ましてや初めての医院ではなおさら敷居が高くなりますね。

コンセプト

 当院ではなるべく緊張を和らげるように努力しております。
 日本は「皆保険」制度があるので、保険医であることを念頭に、基本的には保険診療を行っております。
 「皆保険」といって国民全員が医療を受けられることを第一に考えられていますので、海外に比べると良くも悪くも均質化した、いわば「質より量」な医療にならざるを得ません。

 自由診療なら治療の選択肢も広がり、保険で残せない歯を残せる可能性が広がりますが、それは単に何で詰める?といった材料の話では無く、根本的な取り組み方が変わります。

 今後はそういったニーズにも対応すべく保険とは別の治療枠などご用意していきます。

保険治療全般 

 世の中には様々な治療方法がありますが、日本の保険治療ではコンセンサスの取れた一般的な治療を行うこととなっております。学会が定めたガイドラインがありますのでそれに沿った治療になります。

 定期的な受診で保険が適用されるのは歯周病安定期と初期むし歯がある場合、経過観察している歯のある場合で、完治の場合は終診となります。

 終診後、何も気になる所が無い受診は「健康診断」であり医療保険は適用されません。

歯周病治療 

 歯周病の治療には歯周病菌を減らすこと(プラークコントロール)が必要です。歯石を取れば治るのでは無く、プラークコントロールの邪魔になる歯石を取る事で、日々のブラッシングによりプラーク(歯垢)を減らすことが出来て改善します。

 来院していただく治療は、自身でプラークコントロールできる状態を作って行くことがメインです。

 実際の保険治療では程度に応じて、

 ①歯石取りするための検査

 ②歯石取り(1〜2回)

 ③歯石取り後の評価のための検査をして歯周病治療のセカンドステップSRPが必要か判断します。

 ④SRP(必要な部位のみで数回)

 ⑤SRP後の検査で歯周外科必要か判断します。

 ⑥メインテナンス または 歯周外科

 ⑦歯周外科後の検査またはメインテナンス継続など

 また歯周病を悪化させるものとして崩れた噛み合わせや、食いしばりなどもあるので並行して診ていく必要があります。

むし歯治療 

 むし歯もばい菌が引き起こします。感染した歯質を取って人工物で補う事になりますが、ただ詰めれば良いわけでもなく、状態によっては進行を抑制して間を置いてから処置をするような場合もあります。

 またむし歯が出来た原因が改善されていなければいくら詰めても再発します。むし歯は歯みがきでは予防出来ません。ばい菌にエサをあげてしまう摂食の時間的コントロールとフッ化物の利用が重要です。

入れ歯 

 ほぼ保険治療のみ行っています。

 保険外のノンクラスプデンチャーは弾力のある樹脂で義歯を作ることにより、金属のバネの代わりにピンク色の歯ぐき部分で歯に止まる構造です。弾力がある反面、咬む力でも少なからず変形するので通常の入れ歯より咬めないはずですが、実際は問題無く使われている方も多いです。 

 金属床の総義歯は薄く快適ですが、保険の総義歯で満足される方が多く、ご希望の方のみ行っています。

 ノンクラスプデンチャー:1ブロックのみなら110,000円

セレックのセラミック治療

 セラミックの詰め物・被せものを従来の型採りではなく、カメラによるスキャニングで行い、CAD/CAMにより製作できるシステムを2017年2月から行っております。

 型採りした日にセラミックを入れることも可能です。

 セラミックの利点は「白くきれいなこと!」・・・では無くて

「ばい菌がつきにくい清潔さ」と、金属のように接着面からの

「むし歯が再発しにくく」、歯に近い硬さのために

「咬み合う歯に優しい」点です。金属アレルギーを気にされる方にもお勧めします。

 セラミック:コンタクトなし44,000円、アンレー55,000円、冠66,000円、前歯88,000円

 ジルコニア:同上

 ジルコニアに陶材築盛:110,000円

 金属焼付陶材冠:132,000円←これは金属のフレームに陶材を焼き付けたものです。

 

 

 

 

 

 

 

そのほか 

 マウスピース(保険の歯ぎしり用・保険の顎関節症用・自費のスポーツ用8,800円)

 ホワイトニング(お家で行うホームホワイトニング):33,000円

 ※ホワイトニングはカード会社の規定によりはクレジットカードが使えません

 ムーシールド・プレオルソ(受け口の早期治療のケースのみ):66,000円〜

 歯のクリーニング:30分5,500円〜

 虫歯予防のフッ化物洗口

紹介になるもの 

 親知らずの抜歯(状況により口腔外科紹介)

 腫瘍の類い(口腔外科紹介)

 顎関節症(マウスピースを使用して改善の無い場合紹介とします)

 矯正治療(受け口の早期マウスピース治療と部分的な限局矯正のみ対応しほかは紹介)

 訪問歯科診療→京都府歯科医師会口腔サポートセンターまで 申込みフォームはこちら

行っていないもの 

 全顎矯正、インプラント 

 歯周内科療法、3MIX、ドックベストセメント←過去していましたが今はしません

保険で診てもらえる?Q&A 

  • 「定期的に診て欲しい」→定期的に来院されるのは問題無いですが、経過観察している疾患が無く、症状も無ければ保険外の「健康診断」になります。
  • 「歯をきれいにして欲しい」→保険で出来るのは歯周病における歯石除去・プラーク除去で、レントゲンと検査で必要性判断した上で処置できます。単なる着色除去は保険適用外の「歯のクリーニング」になります。
  • 「定期的に清掃して欲しい」→保険のメンテナンスに合致すれば、治療後から3ヶ月ごとのSPT(メンテナンス)対象になりますが、そうで無い場合は自費のクリーニングになるか、初診から改めて診断の上必要可否を判断することになります。

保険診療と自由診療について

 歯科治療には「保険治療」とそれ以外の「自由診療(自費診療)」があります。といっても「自由診療」というものがあるわけではなく、制限のある「保険診療」以外が「自由診療」になります。

 日本の保険診療は「皆保険」として優れた制度ですが、「皆保険」ゆえに、一番優先されることは全ての国民に支給されることで、国の予算が限られる以上その内容は制限されたものになります。

 保険診療ではある程度以上の質は求められますが十分とは言えません。また、処置にかかる手間はあまり勘案されておらず、例えば「虫歯にプラスチックを詰める」処置の場合、ちょっと削ってさっと詰められるような小さい虫歯のケースも、少しずつ丹念に虫歯を取っていって、神経に近いデリケートな部分をいくつもの材料で重ねたり、形を作るのに時間をかけたりする治療も同じ治療費になるのですが、あまり手間のかかる処置は保険では想定されていません。保険と自由診療といえば材料の違いを思い浮かべられることと思いますが、その他の要素の方が問題なのです

当院の施設基準

 ・クラウン・ブリッジ維持管理料

 ・明細書発行体制など加算

 ・歯科訪問診療料の注13に規定する基準

 ・手術用顕微鏡加算

 ・歯根端切除術の注3

 ・歯科外来診療医療安全対策加算1(外安全)

 ・歯科外来診療感染対策加算1(外感染)

 ・歯科疾患管理料の注11に掲げる総合医療管理加算及び歯科治療時医療管理料

 ・初診料(歯科)の注1に掲げる基準

 ・CAD/CAM冠

 ・医療DX推進体制整備加算

 ・歯科技工士連携加算2

 ・歯科技工士連携加算1及び光学印象歯科技工士連携加算

 ・光学印象

 ・レーザー機器加算

 ・手術時歯根面レーザー応用加算

 ・う蝕無痛的窩洞形成加算

 ・口腔粘膜処置

 

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